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■箱根旅行記(2010/01/09,10) その1■ 2010年1月9日。思い立って(まぁ思い立ったのは年末だけど)、箱根へ温泉旅行に行ってきました。
この一泊旅行の何がいいって、まず旅行の準備がほぼ必要ないこと。 一泊なので、着の身着のまま出発すれば OK。 そして、箱根の素晴らしいところは、私鉄の特急で行けること。 私鉄の特急は、運賃が安い。 そしてあんまり遠くないので、午前中に普通に出れば、午後にはついてしまいます。 とにかく気軽です。 今までは旅行は夏にしか行きませんでしたが、こういう一泊旅行なら、これからも冬に行くのもいいかも。
実際にはさらに山の上の、強羅というところに泊まることになっていたので、箱根登山鉄道に乗り換えます。 宿のチェックインは夜にすることにして、とりあえず「箱根彫刻の森美術館」へ行くことにしました。 定番。 「箱根彫刻の森美術館」へはこどもの頃何度か行ったのと、大学生の時に一度行ったことがあります。 こどもが遊べる、泡の立体迷路みたいなのがあって、楽しかった記憶があります。 大学生の時の記憶はあまりありません。 なにぶん美術には全く興味がないので。
山が急なため、まっすぐは登っていけません。 何度か切り返しながら登山鉄道は進みます。 切り返し地点に来ると、今まで後ろだった車両が今度は前の車両になります。 そんなのが切り返し。 なんやかんやで着くまでに30分以上かかってしまいます。 しかも単線なので、切り返し地点で降りてくる電車を待ったりします。
とりあえずどこかで食事にしようということになりました。 きっと彫刻の森内にオシャレなイタリアンでもあるだろうという勝手な読みで、中に入ってしまいました。 レストランを探していると、先におみやげコーナーを発見。 とりあえず、いろいろと物色して回ります。 食事よりも展示よりもおみやげコーナー。 一体何やってんだか。 ちょっとしたガラス細工を買ってから、レストランへ。 何やらお高いバイキング形式のレストランと、高級中華料理のお店がある模様。 どうせ高いなら、バイキング形式など願い下げなので、高級中華料理にしました。 レストランは、見晴らしも良くて、味も結構おいしかったので、ちょっと気張って行く分にはいいかも。 フカヒレの焼きそばとか食いましたが、オレ、フカヒレどうもキライ。 なんかヌロヌロして気持ち悪い。 ちなみに食事の写真を取るのはやめました。 食事を撮影するなんて、エレガントじゃない気がする。
早速美術品を見て回ります。 まず、入り口近辺にあった本館ギャラリーを見ました。 なにやらヘンリー・ムーアなる人の彫刻が置いてあります。 いろいろ説明があり、見て回るだけでかなりの時間を消費します。 もともとよく知らんので。 おかげで、その後屋外に置いてある、ヘンリー・ムーアらしき彫刻は大体わかりました。 丸みを帯びてて、ヘンな形なら大体ソレです。 その他にもなんだかよくわからないオブジェや、柱にめり込んだような彫刻を見て回ります。 外にあるものはたぶん撮影禁止じゃないと思うんですが、よくわからないので、風景として、遠景写真を載せるにとどめます。 柱にめり込んだようなのは、さも芸術っポイですが、その実、作成中にイヤになって途中でやめたんだろうと思います。 でかい彫刻は彫るのも大変ですから。
泡の立体迷路。 「しゃぼん玉のお城」らしいです。 こどもの頃はこれでずっと遊んでいたような気がします。 親も良く待っていてくれたものです。 まぁ、親も美術になんか興味がなかったからな。 当然大人は入れないので、今回はスルーです。 遊べなければ、単なる汚いプラスチックです。
タイトルは忘れましたが、幸せの塔とかなんとか。 中に入って塔に登ることが出来ます。 中はステンドグラスの綺麗な壁が一面に張り巡らされています。 その中心にある螺旋階段をぐるぐると登っていくのですが、これが結構高くて恐い。 緊張しながら登っていくので、かなり疲れます。 登りきると箱根の山の景色をぐるりと見渡すことができます。 そしてまたビビりながら下ります。 緊張しながら下りて行くので、かなり疲れます。 この塔を出てすぐのところに、なんか足湯があって、たくさんの人がたむろっています。 最初見たときは「なんじゃこりゃ」と思いましたが、この塔を登ってみて、足湯に人が群がる気持ちがわかりました。 しかし、今回は時間がないので、足湯なんかにつかっている場合じゃない。
などというようなことをやっているうちに、PICASSO館の途中でタイムオーバー。 PICASSO館は特にいろいろと丁寧に説明してあるので、到底間に合いませんでした。 そしてどうやら順路を逆回りしていたことに、気がつきました。 普通に回っていれば、最初のほうにPICASSO館が見られたやも。 まぁ、別にPICASSOが見たいのかと言われれば、そういうわけでもないからいいんだけど。
今度はそこからさらにケーブルカーで、中強羅というところまで上がります。 もうすっかり暗くなっています。 中強羅までは強羅から10分程度。 標高もかなり高いのか、道の端には雪が積もっていたりします。 宿近辺は街灯も少なく、到着した18時頃にはかなり暗くなっていました。 その後は夕食をとり、温泉につかって、ゆっくりしました。 ちなみに、宿の対応に一部微妙なところがあったので、宿写真等はなし。 明日は、ポーラ美術館へ行きます。 |
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