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■大哺乳類展「陸のなかまたち」(2010/06/12) その4■
もうしばらくお付き合いください。 また、最後の方のコーナーは、写真撮影禁止だったので、今まで紹介できなかった写真を掲載していきます。 ご了承ください。
シートン:数々の動物記で有名。 W.T.ヨシモト:世界中の動物をハンティングしまくった人らしい。 星野道夫:世界中で動物の写真を撮りまくった人らしい。 興味はないので、こんなところで。
絶滅の危機にある生き物たちを紹介して、生物多様性を考えさせるというコーナーになっています。 ここで、取り上げている問題の一つに、外来種問題があります。 沖縄のマングースや、本土のアライグマなどがそれです。 「のだめ」読者ならマングース事情はよくお分かりかと思います。 念のためお伝えしておくと、ハブ駆除のために放したマングースが、アマミノクロウサギばかり狙い、アマミノクロウサギが絶滅しかかっているという事態です。 そのほか絶滅した種ということで、ニホンオオカミなどを紹介して、絶滅しかかっている種ということで、ジャイアントパンダやイリオモテヤマネコなどを紹介しています。 こういう、Biodiversity の話を聞くと、大学時代に選択した一般教養の「生物」の先生を思い出します。 Biodiversity とはまぁ「生物多様性」のことですが、その先生は「いきもののにぎわい」と訳してたかな。 ほとんど関わりはなかったけれども、「教授」というものが嫌いだったオレが、唯一好きだった教授で、すごく楽しい授業でした。 岸先生という方ですが、ご存知の方もいるかな。 「利己的な遺伝子」の共訳者の一人でもあるので。 遠くにいる絶滅危惧種のパンダのことを考えても、Biodiversity はピンとこない、というような意見の持ち主で、夏休みの宿題に、身の回りの川について調べてレポートしなさい、という小学生のような宿題が出ました。 懐かしいなぁ。 先生自身も休みごとに歩き回っているフィールドワーカー(東京と神奈川が中心でした)で、嬉しそうにいろんな写真を見せてくれました。 なんか本当に生き物の好きな人だったなぁと。 エイズのメカニズムとかも詳しく教えてくれたなぁ。 あ、すみません、なんかちょっと独り善がりな想い出に浸ってしまいました。
「ムリネモの森」とかいうムリヤリなネーミングをしてました。 「ム」は「ムササビ」、「リ」は「リス」、「ネ」は「ネズミ」、「モ」は「モグラ」で、樹上から地下までの哺乳類と森を知ろうという企画。 動物の生態の動画や、パネル、フンの展示(匂いを嗅げる)などがありました。 そこを抜けると最後に「おみやげコーナー」。 生産と消費という行動は、今までの展示と逆行するイメージもありますけど、そこはそれ。 今回限りのこととして忘れてしまうよりは、思い出すためのワンポイントとして、おみやげを買ってはいかがですか? ということで納得しましょうか。
4回にわたってご紹介した、大哺乳類展「陸のなかまたち」、いかがでしたでしょうか。 |
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